歴史

名門霞ヶ関カンツリー倶楽部開設に尽力 大地主で篤志家であった発智庄平翁

川越市笠幡にある霞ヶ関カンツリー倶楽部。日本屈指の名門ゴルフ場で、2020年に予定されていた(2021年に延期)東京オリンピックのゴルフ競技開催地である。開場は昭和4年(1929)。このゴルフ場の誘致に尽力したのが地元の大地主であった発智(...
健康法と治療法、あれこれ

「健康オタク」だった 徳川家康 天海僧正の教えに従い 「粗食」を守る 松尾鉄城さんに聞く

徳川家康は健康に気を使い、75歳と当時としては長寿を全うした。食事は「粗食」を心がけ、鷹狩りや水泳など身体の鍛錬にも精を出した。家康の健康法には、徳川3代政権に仕え自ら108歳の長命だった天海僧正の教えも影響を与えている。徳川家康の健康法と...
アート・ものづくり

東松山、川越、入間が舞台 小説家 打木村治 「天の園」「大地の園」 NHK朝ドラ化すすめる

小説家、打木村治(1904~1990)は東松山市唐子で幼少期を過ごし、飯能市に長く住み当地で亡くなった。代表作の「天の園」は小学生時代の自らの心身の成長をたどり日本の3大児童文学作品の一つとされ、続編の「大地の園」は作者の旧制川越中学時代を...
健康法と治療法、あれこれ

健康には骨が重要 高齢者の運動能力をアップする骨たたき体操 勇崎賀雄  身体哲学研究所所長・からだの学校湧氣塾塾長

健康には、筋肉でなく骨を鍛える運動が重要である。このような独自の考え方で、体操を考案し、教室を開いているのが、勇崎賀雄(ゆうざき・よしお)身体哲学研究所所長・「からだの学校湧氣塾」塾長だ。湧氣塾では、最近は「骨たたき体操」を指導、高齢者の骨...
沿線歴史点描

沿線歴史点描⑨ 東上沿線お祭りの変遷 山下龍男

前回、沿線観光地のお話をしたが、今回は観光の一方の目玉である「お祭り」の話である。 ●祭りの老舗、川越祭り 東上沿線一番の祭りと言えば川越祭りだ。17世紀以来の伝統を誇るだけあって、最近では百万人を超える集客力を誇る。神田祭りや山王祭り...
沿線寺社めぐり

日本三大稲荷  笠間稲荷神社 年間350万人の参拝客 菊の花を自ら栽培展示する「菊まつり」

茨城県中部の笠間市。人口7万人余りの町だが、笠間稲荷神社は日本3大稲荷(他は伏見稲荷大社=京都、祐徳稲荷神社=佐賀)とされ、年間350万人の参拝客が訪れる。菊の花を神社自ら栽培し展示する「菊まつり」も毎年10月中旬~11月下旬頃に開催される...
おすすめスポット、お店

人力で掘った地下宮殿 岩窟ホテル (吉見町)

吉見町の吉見百穴近く、松山城跡の西側斜面に、「岩窟ホテル」と呼ばれた洞窟がある(現在は立ち入れない)。近所に住む高橋峰吉さんという人とその息子が、明治から昭和にかけて、人の手で掘りぬいた地下宮殿である。岸壁に一人立ち向かう峰吉さんの姿を見た...
おすすめスポット、お店

戦国時代の城、松山城 扇谷上杉、後北条氏の拠点

東松山市の国道407号を折れて、古墳時代横穴墓群の吉見百穴(吉見町)に向かうと、正面に均整のとれた形の大きな丘陵が立ちはだかる。戦国時代の城郭であった松山城の跡だ。北武蔵の玄関口という戦略的に重要な立地で、扇谷(おおぎがやつ)上杉氏、後北条...
まちづくり・行政

志木市新庁舎 自然環境と一体化

志木市役所庁舎の建て替え工事が進んでいる。現在、旧庁舎解体中で、新庁舎は2022年に完成の予定だ。志木市役所と言えば、新河岸川と柳瀬川の合流地点という極めて特異な場所に立地している。新庁舎は、この立地を生かし、下流部のいろは親水公園などの景...
沿線寺社めぐり

三富新田の祈願寺多聞院 武田信玄の守り本尊毘沙門天をまつり柳沢吉保が開く

所沢市中富にある多聞院。元禄期、徳川幕府老中で川越藩主であった柳澤吉保が三富(上富・中冨・下富)新田開発を行った際祈願寺として創建した。本尊の黄金の毘沙門天像は、武田信玄が戦に出陣する際身に着けていた守り本尊だった。今は、12年に一度、寅年...
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