歴史 製紙王大川平三郎 坂戸の偉人 郷土に多大な貢献 渋沢栄一の娘婿 NHK大河ドラマ「青天を衝け」で、青年期の渋沢栄一や従兄の尾高惇忠らが剣術の稽古をする様が描かれた。師だったのが、坂戸で神道無念流の道場を開いていた大川平兵衛だ。平兵衛の孫大川平三郎は渋沢栄一の娘婿。渋沢を頼って後の王子製紙に入り、製紙業を... 2021.05.01 歴史渋沢関連
歴史 川越街道・ 松平信綱と平林寺(2) 川越街道の道程 小泉 功 川越街道が完備するのは、松平信綱・輝綱の時期で、平林寺が岩槻から新座の現在地に移転するのとほぼ同じ頃である。この街道の里程については、榎本弥右衛門の『萬之覚』に川越藩主松平輝綱(信綱の孫)が1655年に距離を測った記録が記されている。 ... 2021.05.01 歴史
沿線歴史点描 沿線歴史点描⑫ 沿線地名・駅名を訪ねて その② 観光地と住宅地に由来する駅名 山下龍男 前回に引き続き沿線駅名地名の話である。今回は、観光地を駅名とするもの、住宅地を駅名とするものを取り上げてみよう。 ●観光地にちなむ駅名 玉淀は、鉢形城下を流れる荒川の清流を観光地として整備し売り出そうという地元民主導のユニークな観光開発... 2021.05.01 沿線歴史点描
中世・武蔵武士 文武にすぐれた戦国武将難波田弾正、その子孫は江戸期には旗本難波田家、維新で戊辰戦争にも参加 難波田氏800年の歴史 戦国時代の武将ある難波田弾正善銀は、現在の富士見市南畑にあった難波田城を拠点にしていたとされる。難波田氏は源平合戦で活躍した金子十郎の一族を祖とし、難波田弾正の子孫は江戸時代には旗本になり、現在に至るまでいろいろな分野で活躍している。今年は... 2021.04.01 中世・武蔵武士歴史
健康法と治療法、あれこれ 大麻から抽出する CBD 様々な健康効果 世界で需要拡大 世界でCBD(カンナビジオール)という化合物が注目されている。大麻から抽出する物質だが麻薬成分は含まれず、日本にも茎から採れたものは輸入されている。てんかんの治療薬の他、サプリ、食品など製品化が進み、世界で大麻草の需要が拡大、いま「ゴールド... 2021.04.01 健康法と治療法、あれこれ
歴史 飯能の歴史 飯能戦争には渋沢栄一の縁者が参加 天覧山は明治天皇ゆかりの山 埼玉県の西のはずれ、入間川と高麗川が流れ、北西に外秩父山地が控える飯能市。市街の背後に立つ天覧山は200mに満たない低山だが、眺望がよく、明治16年には明治天皇が近衛兵の演習視察で登っている。明治維新時、麓の能仁寺を含む町が飯能戦争の舞台と... 2021.04.01 歴史渋沢関連
おすすめスポット、お店 露天風呂に洞穴コンサート 山の中の遊びの空間 海族鮮山忠(滑川町) 山下忠文さん 滑川町の森林公園近くの山間に建つ「海族鮮山忠」。「古民家風」という形容では足りない、単なる「居酒屋」でもない、オーナーの山下忠文さんが、自分の手で作り出した、型破りの遊びの空間だ。 福田鉱泉の跡地 ―オープンはいつ。 山下... 2021.03.01 おすすめスポット、お店
中世・武蔵武士 ふじみ野市亀久保の 三上家 戦国時代北条氏の家臣として松山城、鉢形城で戦い、江戸時代亀久保から所沢まで開墾 ふじみ野市の旧川越街道沿いに亀久保という地域がある。同地の旧家、三上家は近江(現滋賀県)の出で戦国時代北条氏に仕え、徳川の時代になり同地を含む広大な武蔵野地域... 2021.03.01 中世・武蔵武士歴史
沿線歴史点描 沿線歴史点描⑪ 沿線地名・駅名を訪ねて その① 池袋・北池袋 山下龍男 日本国内にある無数の地名の多くは、そのルーツを中世・古代にまでさかのぼることができる。「地名は文化財」と言われるゆえんである。しかし、その一方で現代資本主義の世にあっては、地名もまた商品価値を持ち、ブランド性までも保有するようになっているの... 2021.03.01 沿線歴史点描
歴史 渋沢栄一と入間 繁田家との深いつながり 黒須銀行設立、豊岡公会堂建設を支援 渋沢栄一は今の深谷市出身だが、同じ県内の入間市とも深い関わりがある。特に、旧黒須村の繁田(はんだ)家とは親密で、若い時期には家業の藍商売の際立ち寄り、明治33年に繁田家が設立した黒須銀行の顧問に就き、大正12年にできた県内初の豊岡公会堂の建... 2021.03.01 歴史渋沢関連