歴史

徳川3代政権を陰で支えた天海「徳川家康と天海大僧正展」 川越市立博物館

天台宗の僧侶であった南光坊天海(1536?~1643、慈眼大師)は、徳川家康の信頼を得て、家康・秀忠・家光の3代の政権にわたり、政治、宗教など諸分野の顧問役を務めた。天海はまた喜多院の住職であり、川越とも深い関わりがある。家康と天海に関係す...
沿線寺社めぐり

最古の芝居小屋跡だった鶴川座

 蓮馨寺の前、中央通りを隔て立門前通りにあった旧映画館「鶴川座」は、元々境内にあった小屋から始まり、日本でも最も古い芝居小屋跡の一つだった。  明治までは、川越織物市場跡あたりまで蓮馨寺の敷地だった。境内地にあった寺の守り神が熊野神社...
歴史

「火工廠物語」 旧陸軍弾薬工場の内部語り継ぐ

ふじみ野市役所、大日本印刷上福岡工場(DNPファインオプトロクス)、URコンフォール上野台団地(旧上野台団地)など、現在のふじみ野市の中核部分には戦時中、旧陸軍の弾薬工場、造兵廠川越製作所(通称・火工廠)が置かれていた。同市在住で火工廠に勤...
健康法と治療法、あれこれ

日本最初の健康体操  自彊術  天才治療師・中井房五郎が考案、戦後近藤芳朗医師が普及

自彊(じきょう)術は、日本で最初の健康体操とされる。器具を使わず、ストレッチを主体とした31種類の動作を順番に行うことで、体や心の働きを整え、病気を改善する。健康に不安を抱える高齢者を中心に、愛好者は着実に増えている。不思議な体操、自彊術の...
おすすめスポット、お店

荒川(旧荒川放水路)と隅田川(旧荒川)を望む絶景スポット  岩淵水門 

赤羽駅から徒歩約20分、東京都北区志茂の荒川河川敷は、驚きのスポットだ。ここで荒川(旧荒川放水路)と隅田川(旧荒川)が分岐する。川の中には旧岩淵水門(赤水門)と新岩淵水門(青水門)の色鮮やかな2つの水門が立ち、雄大で不思議な風景が展開してい...
歴史

発智庄平の家系図からみた 近隣の名家との関係

東京オリンピックのゴルフ競技が川越で開かれているのに合わせ、市立博物館で「霞ヶ関カンツリー倶楽部と発智庄平」と題する展覧会が開かれている(2021年9月7日まで)。発智庄平(1864-1936)については、すでに記事化しているが、現在の川越...
おすすめスポット、お店

巌殿観音門前町のにぎわいを継ぐ 日の出家(東松山)

東松山市の比企丘陵、展望の地として知られる物見山の麓、崖下には巌殿観音(正法寺)の境内が続く場所に、まさに「峠の茶屋」の趣の、日の出家がある。経営する吉田栄子さんにお話をうかがうと、このあたりは戦前は、東京・浅草のような、地域で一番のにぎわ...
中世・武蔵武士

中世史に大きな足跡を残した比企氏 頼朝を支えた比企尼 子どもたちもそれぞれ活躍

伊豆に流された源頼朝の世話をし鎌倉幕府設立を支えた比企尼(ひきのあま)。その子どもたちは、時の政権内外で重要な働きをするが、比企氏は北条氏との争いに敗れ、その後歴史に埋もれてしまった。比企氏の拠点であった東松山市の西村裕さんは比企一族歴史研...
歴史

20歳で自刃、 徳川家に殉じた 渋沢平九郎 渋沢栄一の養子

渋沢栄一の従弟で養子となった渋沢平九郎。明治維新時、幕臣の子として新政府軍と戦い、20歳の若さで現在の越生町で自刃した。平九郎の没後150年を記念し、東京・北区の渋沢史料館で「渋沢平九郎―幕末維新、二十歳の決断」と題する展覧会が開かれている...
アート・ものづくり

航空工学の基礎から学ぶドローン教室 野村誠さん(鶴ヶ島市)

新しい飛行装置として注目されているドローン。軍事用から始まり、空中撮影、配送、農薬散布などの分野で実用化が進みつつある。今後、AIやロボット技術との連携でドローンには無限の可能性が期待される。ドローンはどのような原理で飛行し、どのように設計...
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