歴史

財政破綻を乗り切った 七分積金

東上線大山駅近くにある東京都健康長寿医療センターは渋沢栄一が貧民救済を目的に創設し長く院長を務めた養育院からつながる。この養育院の建設には江戸幕府の老中松平定信が寛政の改革で設けた「七分積金」の資金が使われた。「七分積金」は100年近くたっ...
おすすめスポット、お店

埼玉県唯一の モロッコ料理店

東上線みずほ台駅西口から川越街道方面に進み、大通り沿いにエキゾチックな外観が目を引く店がある。レストランLA FETE(ラフェッテ=パーティの意味)。埼玉県で唯一のモロッコ料理店だ。 同店は、モロッコのマラケシュ出身のマルキ・...
長谷川清の地域探見

長谷川清の地域探見(3) 木の中に気を込める木工家具作家の水田徹さん

一部マスコミがコロナ禍を盾にした開催反対論を展開するにもかかわらず、東京オリンピックが盛り上がりを見せ、気温だけでなく人々がヒートアップした2021年7月末、埼玉県飯能市にある木工家具作家の水田徹さんのご自宅兼工房をお訪ねしました。 ...
沿線寺社めぐり

水宮神社に不動明王像戻る、150年ぶり(富士見市)

加持祈祷を行う富士見市水子の水宮神社(水宮恒宮司)は、元々摩訶山般若院という修験者(山伏)の寺だった。明治期の神仏分離で別に離れていた不動明王像が150年ぶりに戻り、安置された。 水宮神社 摩訶山般若院は室町時代後期以降...
健康法と治療法、あれこれ

ラドン温泉で健康に 銭湯カフェは交流の場 ふじみ野市 末広湯

ラドン温泉は、ラドンガスを溶け込ませたお湯に浸かり、また空中に放出されるガスを吸い込むことで健康になるという、ホルミシス効果を狙ったお風呂。ラドン温泉のある銭湯は、以前は各地にあったが、今は少なくなった。埼玉県ふじみ野市にある末広湯は、ラド...
狭山茶の研究

狭山茶の起源 「慈光茶」「河越茶」

狭山茶はいつから飲まれるようになったのだろうか。意外なことに、関東におけるお茶の起源は、今の狭山や入間ではなく、川越の無量寿寺、ときがわの慈光寺という、寺院に始まるという。入間市博物館の小田部家秀学芸員にお聞きした。(本記事は2009年9月...
狭山茶の研究

産業化したのは200年前 史料で読み解く狭山茶の歴史 入間市博物館

  入間市博物館ALITで「狭山茶取引開始200年記念―史料で読み解く狭山茶の歴史」と題する展覧会が開かれている(2019年12月8日まで)。同館学芸員の工藤宏さんに展示のポイントを解説していただいた。 (同博物館で2009年9~11月に...
健康法と治療法、あれこれ

ゆっくり走り、健康になる  スロージョギングⓇ

ゆっくり走る「スロージョギング」。高齢者でも、体の弱い人でも、いつでも、どこでもできる楽な運動で、健康にも効果が大きいという。田中宏暁福岡大学教授が考案、提唱し、一般社団法人日本スロージョギング協会が普及活動を進めている。2017年12月、...
おすすめスポット、お店

バウムクーヘンを食べながら  芸術品を鑑賞 丸沼美術サロン

バウムクーヘンとお茶をいただきながら、一流の芸術作品の鑑賞ができる施設「丸沼美術サロン」。朝霞市の(株)丸沼倉庫社長で、アーティストに制作の場を提供する「丸沼芸術の森」を運営する須崎勝茂氏が、開設した。館内には、丸沼コレクションの一部、アン...
障害者問題を考える

生活ホーム江南 障害者に向き合い、 親身で自立を支援 岩瀬茂男さん

江南町の知的障害者自立支援施設「生活ホーム江南」。運営する岩瀬茂男さんは、児童養護施設などを出て行き場のない若者の自立を助けようと、自力で施設を立ち上げた。個人それぞれに向き合いきめ細かに生活や生き方の相談に乗りながら支援するそのやり方は、...
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