まちづくり・行政

地域を盛り上げる田舎芝居 南畑お月見一座 (富士見市)

富士見市の田園地帯の公民館で毎年開かれる田舎芝居、「南畑ふれあい劇場」は地元の人達で構成する劇団「南畑お月見一座」の手作りの創作劇公演だ。笑いあり、涙あり、ちょっぴり風刺も効いて、そして何よりアットホームな雰囲気がよい。郷土を盛り上げるのに...
アート・ものづくり

「丸沼芸術の森」に滞在、今最も注目される韓国人陶芸家、河明求氏   朝霞市のマスコットキャラクター「ぽぽたん」の原作者

朝霞市の「丸沼芸術の森」に滞在する韓国人陶芸家、河明求(ハ・ミョング)氏。伝統を踏まえつつ斬新で独創的な造形で、今最も注目される若手作家の一人だ。日韓の文化交流にも尽力し、交流の原点とも言える埴輪の研究も進めている。朝霞市のマスコットキャラ...
新・沿線さんぽ

【新・沿線さんぽ②】武蔵嵐山(嵐山町)京都の嵐山に似た景勝、重忠公を偲ぶ城跡も 永家一孝

今年(2022年)4月、東武東上線武蔵嵐山(むさしらんざん)駅で下車、嵐山渓谷を再訪した。源頼朝に仕えた坂東武者として名高い畠山重忠の居住地と伝えられる菅谷館跡にも立ち寄った。いずれも嵐山町(らんざんまち)の代表的な観光地となっているところ...
長谷川清の地域探見

長谷川清の地域探見(8)松永安左ヱ門と柳瀬荘

1875(明治8)年、長崎県壱岐島の豪商の家に生まれた松永安左ヱ門は、日本の戦前戦後を通じて経済社会の基盤である電力産業を牽引して「電力の鬼」と呼ばれました。安左ヱ門は、昭和初期の日中戦争から太平洋戦争にかけた戦時下を東上沿線の柳瀬村(現在...
おすすめスポット、お店

ラドンから炭酸泉へ 末広湯(ふじみ野市) 新装オープン

ふじみ野市上福岡でラドン温泉の銭湯だった末広湯(佐原武司氏経営)が、2022年4月、新装オープンした。ラドンの装置は撤去し、炭酸泉、遠赤外線サウナなど今人気の最新設備を導入した。新しい取り組みについて、2代目の佐原直司さんにお話をうかがった...
アート・ものづくり

丸沼芸術の森の陶芸家河明求氏、「ぽぽたん形埴輪」を朝霞市に寄贈

朝霞市の丸沼芸術の森で制作をしている陶芸家、河明求(ハ・ミョング)氏が、市のマスコットキャラクターをイメージした「ぽぽたん形埴輪」を市に寄贈、5月19日寄贈式が行われた。 河明求氏は1983年韓国出身で、現在は日韓両国に拠点を...
おすすめスポット、お店

旧白子宿(和光市)を散歩する

富士見市の資料館友の会ふるさと探訪部会と難波田城資料館主催による第36回ふるさと探訪「和光市の旧宿場と湧き水を巡る」が2022年5月14日開かれました。あいにくの雨でしたが、ご説明を聞きながら東京・板橋区成増から埼玉県和光市にかけての旧川越...
おすすめスポット、お店

商業の中心地であった引又(志木市) 新河岸川舟運河岸と奥州道宿場、六歳市のにぎわい

現在の志木市の中心部、志木街道沿いの本町は昔、引又と呼ばれた地域で、江戸時代から昭和にかけて近隣の物資が集散する商業の町として栄えた。奥州から甲州に向かう間道(奥州街道)の宿場(引又宿)が置かれ、新河岸川舟運の河岸(引又河岸)が開かれ、毎月...
おすすめスポット、お店

豪邸とユニークな美術品 染織品の収蔵は国内屈指 (財)遠山記念館(川島町)

遠山記念館は埼玉県比企郡川島町の田園風景のまっただ中にある。地元出身で日興證券を興した遠山元一氏が生家を再建した邸宅と収蔵品を展示する美術館から成る。戦前に建てられた見事な邸宅にたたずむと時の経つのを忘れる。染織など収蔵品も一級だ。学芸員の...
沿線歴史点描

沿線歴史点描⑯ 東上線創世記(1) 起点駅決定までの迷走  山下龍男

東上線の「東上」とは、「東京から武州を経て上州(群馬県)をつなぐ」という当初の目的から名づけられた。最終的には池袋~寄居間のみで完結し、上州への夢は実現しなかったが、東上鉄道計画段階から全通までには多くの曲折があった。今回は東上鉄道起点の池...
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