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編集長つれづれ日記

渋沢平九郎

  かなり前のことである。奥武蔵に顔振峠というところがある。登山の目的地でもあるが、車でも行ける。私はドライブで立ち寄ったが、そこに「平九郎茶屋」という変わった名の茶店がある。説明書きがあり、そこで初めて渋沢平九郎の名を知った。明治維新時、...
編集長つれづれ日記

官僚と接待

 私がかつて大手紙の記者をしていた時、担当していた役所の幹部たちと忘年会だったか宴席を囲むことがあった。その時、私の前に座ったのは当時から将来を有望視されている官僚の一人だった。実際彼はその後、事務次官、政府機関のトップに上り詰める。  ...
編集長つれづれ日記

七分積金

 渋沢栄一の「うまくいく人の考え方」(原著「実験論語処世談」)という本を読んだ。「論語」から様々な人生訓を述べており、 明治維新の英傑や歴史上の武将たちの人物を評価しているくだりは面白い。この本で、養育院の創設のいきさつを述べている。養育院...
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森林公園

 滑川町を訪れ、森林公園に立ち寄りました。ちょうど梅の季節で、梅林までですが歩きました。様々な種類の梅がほぼ満開です。夢のような空間でした。 久々の訪問ですが、この公園の広大さと、植物と環境の整備ぶりには感心させられます。関係...
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報道姿勢

 私もかつてマスコミに身を置いたが、多くの新聞記者にある共通の考え方があるように思った。特にいわゆるリベラル系の媒体だ。それは、記者の仕事は権力をチェックすることだというものだ。それ以前に、記者に限らずものを書く人は、自分の主張をしたいとい...
編集長つれづれ日記

小泉功先生

小泉功先生は、地域の歴史の権威で、川越市の文化財保護審議会の会長などをされていた方です。1927年生まれで、2009年にお亡くなりになりました。元々川越高校の先生で、お世話になった方も多いと思います。  私の事務所はかつて朝霞台の...
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須崎勝茂さん

 ここ何日か弊紙のあるページのアクセスが急増した。須崎勝茂さんのインタビュー記事である。須崎さんは朝霞市の丸沼倉庫の社長だ。調べてみたら、須崎さんはコロナ対応の医療関係者向けということで市に1億円を寄付した。それを市が発表、新聞にも載った。...
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鶴ヶ島開拓

私は、親戚に鶴ヶ島に開拓で入ったという家があります。そう遠くない、昭和初期のようです。現在は市街化している鶴ヶ島に開拓とは。ずっと気になっていました。図書館で鶴ヶ島町史に目を通したところ、やはり開拓の話が歴史に時々表れます。というこ...
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繁田家

 入間市に出向く機会があり、繁田(はんだ)家を訪れました。繁田家は江戸時代に代々名主をつとめた家で、明治時代の狭山茶業の発展期に多大な貢献をしました。12代繁田武平満義は、明治9年、日本初の製茶会社で茶の輸出を手がけた「狭山会社」を...
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訃報

 毎年この時期は喪中はがきなどで知人の死を知ることが続いているが、今年も3人の方が亡くなられた。  一人は、西澤新さん。私が旧職で研修を受けていた時同期生として都市銀行から派遣されていた。頭脳明晰で親切で、当時普及が始まったばかりのパソコ...
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