Archives

呼吸法あれこれ

私は心臓の不整脈(心房細動、弁膜症)を抱えており、昨年秋に手術をしたが完治はしていない。今年の年明け後、NHKの健康番組で不整脈を取り上げていて、この道の権威である先生がいろいろ最新の治療法を紹介した後、最後に「腹式呼吸が効果がある」と言わ...

川越散歩:切り絵の百鬼丸と天然石ジュエリー作家

穏やかな日曜日、川越を散歩し、二人の作家にお会いしました。一人は切り絵作家の百鬼丸。民芸品店の土金(つちかね)に作品を置いて、来店客や道行く人やカレンダーを配ったりしていました。永年展示会を開いていた小川町の埼玉伝統工芸会館が閉まることにな...

滝の城

滝の城本丸跡からの眺め(柳瀬川、武蔵野線線路) 私は武蔵野線をよく使う。ほぼ全区間高架なので窓からの眺めがよく楽しめる。特に好きなのが、新座と東所沢の間、雑木林と田畑、柳瀬川が流れ、住宅が点在する景色は心を大きくしてくれる。こんなところだか...

柴又 寅さん記念館

くるまやのセット 1月24日は夕方から寒波でひどく寒くなったが、昼間はあたたかく、葛飾柴又を散歩した。高木屋老舗の団子、山本亭の庭、江戸川の景観もよかったが、いちばん感心したのは寅さん記念館である。区の施設だが、中に入ると空気が変わる。寅さ...

吉見百穴と売店

吉見百穴の売店「発掘の家」 吉見の百穴には最初小学校の遠足で訪れた。その後たぶん2、3回行ったが、前回の訪問時印象に残ったのは、売店のおじさんの話が面白かったことであった。いつかもう一度聞きたいと思っていて、今回、売店「発掘の家」の大澤康さ...

喜多院初大師

1月3日、川越の喜多院初大師に出かけました。喜多院は「川越大師」と呼ばれますが、ここで大師とは慈恵(じえ)大師のことです。慈恵大師、良源は天台宗第18世座主で天台宗中興の祖とされている高僧で、1月3日が命日であることから別名「元三大師」と呼...

哀愁のふるさと館

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。年末の30日にテレビのチャンネルを切り替えたら、見たことのある顔が映っていた。本紙で2021年10月に取り上げた秩父にある「哀愁のふるさと館」の逸見雄一さんだ。毎日20時間...

竹間沢車人形

12月4日の日曜日、三芳町文化会館コピスみよしで開かれた伝統芸能「竹間沢車人形」の公演を観に出かけました。私は実を言うと、そもそも芝居というものに理解がなく、しかも人形ということで、なんとなく退屈ではないかと思っていたのですが、あにはからん...

全盲弁護士

三芳町の公民館で、全盲の弁護士、大胡田誠さんの講演会(「困難を抱えたすべての人へ」)を聴いた。大胡田さんは1977年生まれ、12歳で失明、盲学校を経て慶応大卒。5回目の挑戦で司法試験合格、2007年に弁護士登録、開業している。著書も複数あり...

入院

心臓の治療のため1週間ほど入院しました。2013年以来、2度目の経験ですが、いくつか思ったことを書きます。第1に、医師の先生方の意識の高さです。今回も特に若手のスタッフの真摯な姿勢と探究心には感心しました。病院によっても違うのでしょうが、医...
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