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おばけの正体

東洋大学の創立者である井上円了について記事化した。元々哲学堂を訪ね、こんなものを作ったのは一体どういう人だろうと思ったのが始まりだ。取材して、一番興味深かったのは円了の妖怪研究だ。円了は哲学と同時に妖怪の研究に打ち込み明治26年に大部の『...

根津美術館

東京・青山の根津美術館を訪れた。一つは、朝霞大仏を取材した際、顕彰碑が根津美術館に移設されたと聞いており、それを見たかった。また、私は最近根津嘉一郎に心酔しており、彼が収集した美術品、特に庭園の石造物を見てみたかった。 青山根津翁紀...

哲学堂

哲学堂 哲理門 中野区の哲学堂を訪れた。ネーミングから一体どんなところだろうと前々から興味があった。哲学者で東洋大学創始者の井上円了によって明治37年に建設された、哲学世界を視覚的に表現した施設・庭園という。西武...

聖天宮と根津嘉一郎

聖天宮 根津嘉一郎 東上線若葉駅から真っ直ぐ2キロほど進むと、田園風景の中に中国風の大きな建物が現れる。初めて見た人は、びっくりするに違いない。周囲とまったく調和しない「異空間」、ぶっ飛んでいる。そのはずである。こ...

カフェ 衝撃の味と癒やしの空間

いろいろあわただしく、合間時間に訪れる店はちょっとした息抜きだ。最近、2軒のカフェがよかった。 GRANDMA&C's 1軒は、三芳町のGRANDMA&C's。家族がイムス三芳総合病院に入院し、通っていたが、そ...

奥貫家

奥貫家長屋門  富士見市東大久保から南古谷駅に向かう街道(川越新座線)から荒川方向に少しそれると、田園風景の中に突如、白壁の大きな長屋門が出現する。これは地域の大地主で、江戸時代に入間郡久下戸(くげど)村(現川越市久下戸)の名主を代...

みかん

 私の家の庭は、柑橘類を多く植えてある。自分が食べるのが好きなこともあるが、その葉、実の色の見た目が目指すガーデンのイメージに合った。写真のオレンジ?、キンカン、レモン、花ユズ。20年以上たち、日当たりと土がよ...

温泉

小江戸はつかり温泉 遠出をする余力もなく、近場の温泉(銭湯)によく行く。短時間で、ストレス解消になり、健康にもよさそうということで、手軽な行楽である。小江戸はつかり温泉(川越)、真名井の湯(ふじみ野)、末広湯(ふじみ野)が行きつけだ...

早稲田、恐るべし

早稲田大学を散歩した。大隈庭園と、村上春樹ライブラリーにあるという村上春樹がかつて国分寺(?)で経営していたジャズ喫茶の調度品を観るのが目的だったが、行ってみて驚いた。まず2021年に建てられたという村上春樹ライブラリー(国際文学館)は隈...

武蔵野いまむかし

富士見市で宮瀧交二大東文化大学教授の「東上線沿線の都市の形成」と題する講演を聴いた。興味深かったのは、武蔵野は昔はすすきの原だったという話である。今の武蔵野と言えば雑木林の風景が思い浮かぶが、少なくとも江戸初期の17世紀半ばまでは見渡す限...
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