編集長つれづれ日記 とてつもない人 世の中にはとてつもないことをする人がいるものである。私もサラリーマンを辞めて地域取材をするようになり、ずいぶんいろいろな人にめぐりあった。その中でも、滑川町の海族鮮山忠の山下忠文さんはかなりの人である。荒れてほったらかしになっていた山間の鉱... 2021.03.28
編集長つれづれ日記 地域の歴史 このところ、身近な地域の歴史を探求することを楽しんでいる。調べていくと意外な面白さがある。私の住む近く、ふじみ野市亀久保に神明神社がある。小さな神社だが、川越街道の旧道と新道が合流する地点のちょっと高台にあり、立地が面白く、境内も気品がある... 2021.03.19
編集長つれづれ日記 雑本 例によって軽い本ばかりだが、面白い本をいくつか読んだので紹介したい。第一に、『相続地獄』(森永卓郎、光文社新書)。著者は経済学者だが、よくテレビにも出て半ばタレント化している。私はかつて旧職の研究所で同僚だったことがある。優秀で努力家で面白... 2021.03.11
編集長つれづれ日記 渋沢平九郎 かなり前のことである。奥武蔵に顔振峠というところがある。登山の目的地でもあるが、車でも行ける。私はドライブで立ち寄ったが、そこに「平九郎茶屋」という変わった名の茶店がある。説明書きがあり、そこで初めて渋沢平九郎の名を知った。明治維新時、幕府... 2021.03.04
編集長つれづれ日記 官僚と接待 私がかつて大手紙の記者をしていた時、担当していた役所の幹部たちと忘年会だったか宴席を囲むことがあった。その時、私の前に座ったのは当時から将来を有望視されている官僚の一人だった。実際彼はその後、事務次官、政府機関のトップに上り詰める。 その... 2021.03.01
編集長つれづれ日記 七分積金 渋沢栄一の「うまくいく人の考え方」(原著「実験論語処世談」)という本を読んだ。「論語」から様々な人生訓を述べており、 明治維新の英傑や歴史上の武将たちの人物を評価しているくだりは面白い。この本で、養育院の創設のいきさつを述べている。養育院は... 2021.03.01
編集長つれづれ日記 森林公園 滑川町を訪れ、森林公園に立ち寄りました。ちょうど梅の季節で、梅林までですが歩きました。様々な種類の梅がほぼ満開です。夢のような空間でした。久々の訪問ですが、この公園の広大さと、植物と環境の整備ぶりには感心させられます。関係者の皆様の努力に頭... 2021.02.25
編集長つれづれ日記 報道姿勢 私もかつてマスコミに身を置いたが、多くの新聞記者にある共通の考え方があるように思った。特にいわゆるリベラル系の媒体だ。それは、記者の仕事は権力をチェックすることだというものだ。それ以前に、記者に限らずものを書く人は、自分の主張をしたいという... 2021.02.15
編集長つれづれ日記 小泉功先生 小泉功先生は、地域の歴史の権威で、川越市の文化財保護審議会の会長などをされていた方です。1927年生まれで、2009年にお亡くなりになりました。元々川越高校の先生で、お世話になった方も多いと思います。 私の事務所はかつて朝霞台の駅前にありま... 2021.02.04
編集長つれづれ日記 須崎勝茂さん ここ何日か弊紙のあるページのアクセスが急増した。須崎勝茂さんのインタビュー記事である。須崎さんは朝霞市の丸沼倉庫の社長だ。調べてみたら、須崎さんはコロナ対応の医療関係者向けということで市に1億円を寄付した。それを市が発表、新聞にも載った。そ... 2021.01.25