5月19日、和光市でEMに関する講演会を聴いた。EMとは「有用な微生物」という意味で、健康や農作物の生育、河川浄化などに効果があるという液体。現在琉球大学名誉教授である比嘉照夫氏が開発した。
なぜ和光市なのかというと、朝霞厚生病院などを経営する医師で以前和光市長も務めた田中茂氏が、EMの研究・推奨者であり、市内にEM-X予防医学研究所を開いておられることによる。
私自身は、かねてEMに興味を持ち、試用したこともある。今回、比嘉先生の話を聴けるというので、申し込ませていただいた。
比嘉先生はもっと高齢かと思っていたが、まだ70歳とのことで、非常に元気そうであった。お話も、これまで世の非難中傷と戦ってきたご苦労をこぼしながらも、自信満々の様子であった。
今回、興味深かったのは、EMに放射能を低減する効果があるいうこと。チェルノブイリ事故後ベラルーシで放射能対策に取り組み成果を上げていた。昨年の大震災後福島に乗り込み農地にEMを適用している。実際に効果があれば画期的である。
このように、世の中の常識を超えた試みは、なかなか受け入れられず大変だと思うが、がんばっていただきたいと思う。このような挑戦は応援するのが本紙の基本方針であり、いつか取り上げたいと考えている。
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