今年は、身内の病気、不幸、自身の体調不良とあまりよいことがなかった。
ただ、12月になって取材させていただいた3件は、どれもどれも驚きで、また自分にとっても意義のある内容だった。
第1はスロージョギング( スロージョギング )。私は以前から、ジョギングもウォーキングもやっていたが、どのくらいの速度がよいのか、いつも迷いながらであった。昔、高校時代に45キロのマラソンを走った時、1年目に普通に走ったら途中脱落。2年目は、歩くように走ったら、かなりの成績でゴールした経験から、ゆっくり走るのがよいのではないかという漠然とした思いがあって、最近、ゆっくり走りを試みていた。そんな折り、ネットでスロージョギングの存在を知り、教室に参加させていただいた。期待通り、ゆっくり走る方が、ジョギングより楽で長く走れ、ウォーキングより運動になるということが理論化されていたのである。これは、おすすめである。教室では、赤ちゃんを抱いて走っている人もいた。
第2は、ジョンソンタウン( ジョンソンタウン )。これも以前から存在は知っていたが、東上沿線ではなく入間市であることもあり、接点がなかった。狭山市博物館に出向いた際立ち寄り、見学、その後取材させていただいた。まず驚いたのは、敷地は元々直前に記事化した石川組製糸の所有であったということ。糸がつながっていた。そして何より、戦前の将校住宅、1954年建設の米軍ハウスがそのまま残り、しかも賃貸されている。街並みがインスタ映えスポットなどとして人気であるということ。マンション建設など安易な業界常識にとらわれないオーナーの方の考え方に敬意を表したい。
第3は、福島県三春の「やわらぎの湯」(やわらぎの湯 )。玉川温泉などと同じラジウム温泉だ。私は、放射線の健康効果、ホルミシス効果に関して、これまでも記事化してきており、わざわざ福島まで体験をしに出掛けた。
やわらぎの湯は、玉川温泉や三朝温泉などのように昔からある温泉ではない。影山さんという建設会社の社長が、成田山や運命鑑定士の不思議な導きにより、自分で発見し、掘り当てた新しい温泉である。病気に効くとの
評判を呼び、かなりの規模の温泉施設に成長した。ただ、福島である。しかも放射能。ひょっとして閑古鳥が鳴いているのではないかと思っていたが、とんでもない。宿泊は満室、岩盤浴は空きがない状態。それでも以前ほどの入りではないとのこと。さらに驚いたのは、食事のおいしさである。病気が治るかどうかは断言はできないが、1泊2食9600円なら十分おすすめできる。
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