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金讃神社

 以前にもこの欄で紹介した神川町の金讃(かなさな)神社に出かけた。前に訪れた時は、時間がなく参拝はしなかったが、鳥居から境内を見通した景色が不思議な気配であって、再訪したいと思っていた。
 鳥居近くの駐車場に車を入れると、流れる渓流沿いに音。2頭のイノシシであった。参道と平行して流れる川沿いは公園になっているようだ。
 この神社は「武蔵国ニ宮」とされる歴史と格式があるそうだが、境内はいたって簡素である。国指定重文の多宝塔、拝殿はあるがそれ以外は目立った建物はない。そもそも本殿がないのだという。拝殿の裏は山で、それがご神体という。
 背後の御嶽山の山頂近くに国の特別史跡に指定されている鏡石があるという。標識に「500m」とあり、上ってみることに。しかし、階段が作ってはあるが、勾配はかなり急で、十分過ぎるほどの登山となった。
 御嶽山の頂上が右の写真である。遠く本庄あたりだろうか、市街地も見渡せる。
 荘厳な雰囲気で、山登りを楽しめる。

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