毎年この時期は喪中はがきなどで知人の死を知ることが続いているが、今年も3人の方が亡くなられた。
一人は、西澤新さん。私が旧職で研修を受けていた時同期生として都市銀行から派遣されていた。頭脳明晰で親切で、当時普及が始まったばかりのパソコン(mz2000)を教えていただいた。
その後、西澤さんは米国駐在が長く、帰国後外資系金融機関に転職活躍された。2012年にクラシック音楽マネジメントの会社を興して独立したのに驚かされた。とにかくクラシック音楽に造詣が深く、スタジオまで設け、海外の有名アーティストの招へいも行っていた。その気概に敬服していた。62歳という若さだった。
もう一人は、北浦正行さん。私と大学の同級だが、私と違い超優秀。労働省に入り、出世コースを歩んだが、突然退職して民間の生産性本部に移った。これも決断である。労働問題の研究を続け、私も何回か講演を聞いたが実に興味深い話だった。最近生産性本部をやめ、昨年インタビューをさせていただいた。69歳でした。
もう一人は、高校時代の同級生でしたので、やはり早い死でした。ご冥福をお祈りします。
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