本紙でインタビューしたこともある小杉武NPOゆめつるせ代表理事(小杉工務店社長)が脳梗塞で倒れられたそうだ。幸い半月ほどの入院で退院し、ほぼ日常生活ができるようになったとのこと。
小杉さんは、本紙創刊とほぼ同じ時期の07年3月にNPOを設立、びん沼の清掃など地域貢献活動に乗り出された。本紙が低迷し続けたのと対照的に、その後の小杉さんの活躍は目覚しい。びん沼の清掃、防災などNPO事業に加えて、県の新河岸川景観保全事業でも中心的役割を果たし新河岸川広域景観連絡会代表に就任。さらに南西部地域NPO連絡会副代表にも就き、地域のNPOのリーダー的存在になっている。
病気の原因は不明だが、あるいは活動が過重な負担となっていたのかもしれない。早々と地域紙を休刊した私も、近頃脳梗塞の前兆らしき症状に見舞われている。何事も、切り開くのは大変である。
小杉さんのえらいのは、病気になって終わらないことである。4月下旬に発病、入院中もリハビリに励み、ほぼ回復。自らの体験から予防法なども織り込んだ「出前講座」を志願している。50分程度、無料で講演してくれるとのことだ。さすが人に役立つことをモットーとする小杉さんだ。
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