映画「白磁の人」を観た。本格的な日本映画の力作である。
日本統治時代の朝鮮に渡り、現地の陶磁器を研究した歴史上の人物である淺川兄弟のうち弟の淺川巧と朝鮮人の友情を軸に、戦前から終戦に至る日本と朝鮮の歴史を描いている。
監督は高橋伴明。我々の世代では、昔女優の関根恵子と結婚したことで知られるが、たくみな演出である。
浅川巧役の吉沢悠もいい。
この映画を知ったのは、高麗神社のバザーでのチラシから。今高麗神社では、関連イベント「白磁のこころ」展を開催中。7月1日には高橋監督のトークショーもあるという。
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