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池袋物語

 本紙でも広告などでお世話になっている淑徳大学エクステンションセンターが「池袋物語」という講座を開いたので、のぞいてみた。
 4回シリーズで、郷土史家の伊藤榮洪氏をコーディネーターに地域の人たちの話を聞くという試み。第1回は「根津山と池袋界隈」というテーマ。今は大繁華街、ビル街となっている池袋駅東口前の一帯に戦前は根津山といううっそうとした森があった。狐、狸、追いはぎが出没していたという。当時を記憶している古老の話は面白く、あらためて歴史の変化を感じさせられた。
 淑徳大学の公開講座は、このように企画が非常にさえている。場所も「根津山」のあった場所で便利なため、この日もほぼ満席だった。
 次号以降で、講座の内容は紹介するつもりだ。

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