本日、第17号の出張校正を行いました。本紙は、都心の大手競馬新聞に印刷を委託しており、校正は同社の制作室に一日こもって、担当者と一緒に紙面を作り上げることになります。文章は完全原稿を送り、見出し、レイアウトもこちらで作成してあらかじめ送付してありますが、やはり紙面に組んでみないとわからないことも多く、校正作業は非常に重要な工程です。
それでももう17回目で、私も担当者も慣れてきましたので、作業もスムーズになってきました。今回も要した時間は4時間半ほどですみました。
今後、本紙が成長できたら、レイアウト作業も内製化(DTP=デスクトップパブリッシング)、手作りで紙面を仕立てたいと思います。ただ、当面はそれは資金面でもスタッフ面でもかないません。
第17号は、今回は「折り屋さん」のお盆休みのため、読者のもとに届くのは23日ごろになりそうです。印刷会社から出るときは、いわゆるタブロイド判そのままの新聞ですので、封筒に入れるにはそれを半分に折らなければならず、その仕事を「折り屋さん」と呼ばれる業者に委託しているのです。本当に世の中にはいろいろな仕事があるものです。
「折り屋さん」については、最初は見つからず祖父母を含め家族総動員で折り作業をしたのですが、これが大変で、あわてて業者を探し、新座のヤマトプロセスという会社に頼みました。夫婦でやられている良心的な業者ですが、しばらくしてあえなく廃業。そこの社長にさいたま市の業者を紹介してもらいました。そこは若い女性が社長をしておりしっかりした仕事をしてくれましたが、こちらの懐具合がますます厳しくなり、少しでも経費節減と、またまた別の新座の業者に移し、今日にいたっています。
とにかく、印刷、制本業というのは昔から厳しい仕事で、私もかつて印刷担当記者をしたことがあり、よく知っているつもりでした。それを今回は自らの取引を通じて、感じ取っています。
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