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柴又 寅さん記念館

くるまやのセット

 1月24日は夕方から寒波でひどく寒くなったが、昼間はあたたかく、葛飾柴又を散歩した。高木屋老舗の団子、山本亭の庭、江戸川の景観もよかったが、いちばん感心したのは寅さん記念館である。区の施設だが、中に入ると空気が変わる。寅さんの生い立ちを順に紙芝居風に(ジオラマ)紹介するコーナー、撮影所から移設した「くるまや」のセット、タコ社長の「朝日印刷所」、帝釈天参道の街並み、映画に出てくるローカル列車の風景、どれも面白く、心に感じるものがありました。昔の建物や生活を再現した施設としては、江戸東京博物館や深川江戸資料館にもあったように記憶しているが、こちらの方が訴える。映画のイメージもあるだろうが、それ以上に制作した人達の努力とセンスであろう。敬意を払います。最後に、明治から大正にかけて金町駅から帝釈天まで人を運んだ「帝釈人車鉄道」の説明と模型が興味を引いた。

朝日印刷所
帝釈天参道
帝釈人車鉄道
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東上沿線物語
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