ふじみ野市の上福岡歴史民俗資料館で「文書資料による鉄道」と題する企画展が開かれている。
東上線開設100年を記念して、東上線開設に至る経緯や、幻の鉄道「毛武鉄道」に関する話など、珍しい資料が展示されている。
中でも注目は、地元上福岡の名士で、東上線誘致に功績のあった星野仙蔵関係の資料だ(右写真上が星野仙蔵)。
星野仙蔵は、大洪水に私財を投げ打って地域を救った英傑でもあり、本紙でも取り上げたことがある。仙蔵は東上鉄道株式会社の重役となり、現在の路線決定、用地買収などを仕切った。大正3年(1914)年に東上線は開通、仙蔵は大正5年、48歳でなくなった。
またこの企画展では、昔の上福岡駅の写真(右下)なども展示され、なつかしさを感じさせる
(5月11日まで)。
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