今年の大型連休は行楽は1回だけ、3日に寄居の風布(ふうっぷ)にハイキングに出かけました。日本の名水百選に指定されている日本水(やまとみず)が目当てです。前から気になっていたのですが、機会がありませんでした。駅で配布されていた寄居町の観光ガイドでハイキングコースが整備されていることを知り、それではと行ってみることにしました。
東上線で小川町経由寄居まで行き、秩父鉄道に乗り換え波久礼駅下車。電車内はハイキング姿の客が目立ちましたが、この駅で降りた人は他にいませんでした。荒川を眼下に寄居橋を渡り、しばらく行くと「風のみち」入口に着きます。
風布川の渓流沿いに遊歩道が整備されています。上下がありますが、それほどきつくはなく、ところどころ飛び石で渓流を渡ります。新緑に包まれて、快適なハイキングです。何組かすれ違ったり、追い越されたりしましたが、連休にしては歩く人は少なかったです。
私の母校である浦和高校の「浦高百年の森」の案内標識がありました。私の卒業後の事業で、こんなところにあるとは知りませんでした。このあたりは風布みかんというみかんが採れます。
姥宮神社という神社があり、社の上側大きな杉の木があります。「富發の杉」と呼ばれ、祈ると富を発するそうです。すぐ近くに「日本水の里」という町営の施設があり、風布館というレストハウスに寄りうどんをいただきました。非常においしかった。今は皆野寄居バイパスのインターからここまで車で近いので、結構にぎわっていました。
予定では、日本水の取水所で水を汲んで帰るつもりだったのですが、まだここからかなり上で、元気が残っていませんでした。そのまま来た道を戻ることに。