東松山に出かけたついでに、吉見の百穴に立ち寄った。
平日であり、また冷え込んでいるため、観光客は誰もいなかった。
ほんとうに久々の訪問であり、あらためて不思議な景色だなと感心した。
以前から住居か墓かで論争があり、現在では墓であったということで落ち着いたようだ。そのつもりで見ると不気味でもある。
300円の入場料が必要だが、面白いことに内部に売店が2つある。そのうちの大澤さんという店で、若いご主人に呼び止められて、発掘当時のお話をうかがった。発掘は明治20年でそれまでは樹木に覆われていたようだ。大澤さんの先祖はこの山の地主だったという。
調査に訪れたエドワード・モースや、たぶん観光に来た正岡子規など、いろいろエピソードも豊富。
こんどゆっくりお話をお聞きしたいと思った。
以前本紙で取り上げた松山城址はすぐ隣だが、上る元気はなかった。
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