
東京・代々木上原の古賀政男音楽博物館を訪れた。私はかつて古賀政男の出身地、福岡県大川の生家と記念館に行ったことがあるが、作曲家として活動した場所をかねがね見てみたいと思っていた。古賀政男は明治大学でマンドリン倶楽部を創設、24歳の時倶楽部の演奏会で「影を慕いて」を発表。昭和13年、33歳の時、代々木上原に居を構え、昭和53年に亡くなるまで住んだ。敷地4500㎡の広大な屋敷で、音楽創造のための音楽村を創ろうという構想だったという。


博物館は住居跡に平成9年に開館、書斎など私邸の一部、愛用品の他、4000曲に及ぶという作品のリストなどが展示されている。特に古賀メロディを選んで視聴できるコーナーは楽しめた。昭和世代にはおすすめです。


