所用があり佐賀に出向いた。年1回は訪れているが、今回はその置かれた状況を痛切に感じさせられた。
久々に郷土料理を食べようと思ったら、宴、松川屋という有名店が2店とも店を閉じていた。
仕方なく入った焼き鳥屋に、他に客はいなかった。
アーケード街は、シャッター通りを超しゴーストタウンのよう。
もともとさびしかった町が、やや不気味な町になりかけている。
首都圏埼玉で生活、仕事をしていても、厳しさは感じるが、地方はそれに輪をかけている。
元々人口が少なく、経済力の弱い佐賀は特別かもしれない。しかし、その姿は、人口減少、高齢化の日本社会の将来を暗示しているよう。
それでも、九州の人たちは明るい。特に若者たちに活気がある。
最近山間部はイノシシが増えているそうで、訪問先でシシ鍋をご馳走になった。
元気になれた旅でした。
(写真は、佐賀城址。中央の建物は県庁)
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