縁あって千葉県の佐倉に出向き、散歩をしました。
佐倉は、江戸時代は佐倉藩の城下町で、歴史と分化があり、落ち着いたよい街でした。
都心からの距離は川越よりちょっと遠いでしょうか。そのために川越より、人も車も少なく、静かです。
佐倉高校は、旧藩校で、長嶋茂雄氏の出身校で知られています。記念館があり、土曜日でしたが観光バスが立ち寄っているのには驚きました。
佐倉順天堂は、順天堂医院の発祥の地。藩主が蘭学医佐藤泰然を招いて1843年に開いた蘭医学の塾です。
その後日本医学界を支える多くの人材を育てることになる。当時から手術が行われ、定価表が展示されています。
佐倉城址は、桜の名所だが、まだ一部咲き程度でした。
城址の一角に、国立の歴史民俗博物館があります。人口20万足らずの街に、このような施設があるのは、歴史の深さもありますが、かつての佐倉藩の格、戦時中に陸軍の佐倉連隊が置かれたことなども関係しているのかもしれません。
久々に心なごむ一日でした。
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