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仏像

 川越を拠点とする勉強会、川越シティカレッジ
(旧新しい働き方研究会)の5月の例会で、
事務局の山本豊実さんが「初めての仏像拝観のための基礎知識」と題して講演されました。
 山本さんは、地方紙の記者出身で、近年仏教に興味を持ち、釈迦の教えそのものをたどる原始仏教中心に研究を深めています。
 今回は、様々な仏像の違い、その由来を仏教の歴史から非常にわかりやすく説明してくれました。
 山本さんによると、仏像は「如来」、「菩薩」、「天」、「王」の4つに大別されます。「如来」とは悟りを開いたブッダのこと。「菩薩」は、悟りを開こうとする修行者。「天」、「王」は、守護神、ガードマンのような存在だそうです。そして、仏像にこのようなランクづけがあるのは、中国から日本に伝わった大乗仏教(本来の原始仏教とは別)が仏界を如来を中心とする「六道輪廻界」とらえたことに由来するのだそうです。
 これまでなんとなく見ていた仏像が意味をなしてきました。

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