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京劇

 連休最後の3日、川越の東京国際大学に京劇を観に行った。学園祭にあわせて地域貢献として催したようで、お招きいただいた。
 私は舞台芸術にうとく、京劇も観たことはあるが、いつも半分眠っていた。今回の公演は初心者向けで非常にわかりやすく楽しめました。わざわざ都心に出るのでなく、このように地域内で経験すると時間も無駄にせず、アットホームで理解も進むように思われる
 東京国際大は最近は動きが活発で、地域に対しても様々な試みを打ち出してくれる。特に東上線のように、やや立ち遅れた地域にとって、文化のリード役として大学の果たす役割は大きい。たまたま沿線には、個性的な私立大学が多く、今後に期待がかかる。
 蛇足だが、観劇の前の挨拶で、荒井学長が同学が開校した昭和40年ごろ、校舎と霞ヶ関駅の間に家が一軒もなく、駅で発車後の電車が「待ってくれ」と呼ぶと止まってくれた、というエピソードを紹介していた。そういう牧歌的なところが東上線のよいところだったのかもしれない。

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