歴史

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板橋競馬場跡に愛光舎牧場 角倉賀道開く

板橋競馬場は明治43年(1910)に閉鎖され、広大な空地が残された。その一部に、大正2年、愛光舎牧場が移転してきた。  愛光舎牧場は小児科医であった角倉賀道(すみのくら・よしみち、1857~1927)が明治32年に現在の巣鴨に開いた...
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板橋に競馬場があった 現在の栄町 明治41年に開催も馬券禁止で1年の命

現在は住宅密集地の東京都板橋区。明治時代、東上線大山駅と中板橋駅の間、現在豊島病院が建つあたりを中心とした広大な敷地に競馬場があった。政府の政策変更により競馬が開催されたのはわずか1年だったが、競馬場跡地にはその後大規模な医療施設が立地、...
朝霞

根津嘉一郎が初の7年制私立高校として開設した武蔵学園

根津嘉一郎は朝霞の根津公園を建設する数年前、同じく社会貢献事業として根津育英会を設立、初の私立の七年制高等学校として武蔵高等学校を開設した。武蔵中学・高校・大学は現在に至るまで私立の有力校として評価され、国に接収された根津公園の敷地の一部...
朝霞

「幻の朝霞大仏」 根津嘉一郎 晩年の畢竟の大事業

川越街道(国道254号)を東京方面に向かい、朝霞高校の手前、坂を登り切ったあたり右側にこんもりとした林とその一角に「武蔵大学朝霞プラザ」という大きな建物が見えてくる。なぜここに武蔵大学の施設があるのか。実はここは、戦前、東武鉄道の社長だっ...
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小川町ゆかりの偉人 万葉集4500首を読み解いた仙覚律師 富岡製糸場に工女を率いた青木てる 新田文子図書館長に聞く

小川町は古くから商業、地場産業が栄え、歴史上の重要な功績をあげた多くの人物が生まれあるいは在住している。鎌倉時代、仙覚律師は、万葉仮名(漢字)で書かれ難解だった『万葉集』4500首を読み解いた後、初めての本格的な研究書を小川で完成させた。...
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新種の桜「長勝院ハタザクラ」は在原業平の物語の舞台に立つ 尾﨑征男さん(志木市)

志木市柏町の柳瀬川沿いの小高い丘の上に立つ、桜の古木「長勝院ハタザクラ」。この桜は、約30年前に発見された世界で1本だけの新種である。桜のある場所は平安時代「伊勢物語」に描かれた歌人、在原業平(ありわらのなりひら)の物語の舞台であり、ハタ...
朝霞

東武東上線の歴史 路線の決定、延伸、支線・引き込み線の敷設、戦争・米軍進駐の影響、新駅・消えた駅など様々な出来事を経てきた

東武東上線は大正3年(1914)に開業、今年は110周年を迎える。開設に至るまでは路線の決定を含め紆余曲折があり、その後も延伸、支線・引き込み線の敷設、戦争・米軍進駐の影響、新駅・消えた駅など様々な出来事を経てきた。NPO法人あさか市民大...
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ふじみ野と徳川家康 権現山は小さな東照宮

ふじみ野市の文化施設「ステラウエスト」で、特別展「徳川家康がやって来た」が開かれている(2024年1月14日まで)。家康が関東に移封されて(1590)から元禄年間にかけての、ふじみ野地域と家康、徳川幕府との関わり、新たな領主などについて解...
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東武鉄道 根津嘉澄社長・会長の25年を振り返る 東武博物館で展示

東京・墨田区東向島の東武博物館で、「東武鉄道 平成・令和の四半世紀【1999-2023】~根津嘉澄社長・会長の25年を振り返る~」と題する企画展が開かれている(2024年2月25日まで)。2023年6月に退任した根津嘉澄社長(現会長)の社...
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昔の雑司が谷を描き郷土玩具を復元した矢島勝昭さん

喧噪の池袋のほど近く、鬼子母神を中心にホッと落ちついて歩ける豊島区雑司が谷。郷土史家の矢島勝昭さん(1929-2023)は、雑司が谷で生まれ育ち、昔の郷土の風景を描き、玩具を復元し、歴史を今に伝えた。同区南長崎の「トキワ荘通り昭和レトロ館...
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