アート・ものづくり

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民俗芸能で人を楽しく元気にする 荒馬座

力強い太鼓とお囃子に乗って鮮やかな衣裳の踊り手が舞う。各地に伝わる郷土芸能を舞台化して演じる荒馬座は、楽しく、観る人を元気にする一級のエンタテインメントだ。東京・板橋に本部を置く荒馬座の活動と歴史について、劇団事務局の岡宏司さんにお聞きし...
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穴窯で焼き締めた備前焼にこそ得も言われぬ味わいがある 曽我純さん

都内に住む曽我純さんは、備前焼に造詣が深く、息子の尭さんは備前焼の作家で一緒に窯を焚く。焼き物の窯には様々あるが、昔は穴窯が使われた。曽我さんは、穴窯で焼き締めることによってのみ、味わいのある優れたやきものを作り出すことができるとする...
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古伊万里・鍋島焼を収集・展示 戸栗美術館 (東京・渋谷)

東京都渋谷区松濤の高級住宅地の一角に建つ戸栗美術館。戸栗亨(とぐり・とおる)氏(1926~2007)が創設した古伊万里・鍋島(江戸時代に現在の佐賀県で焼かれた磁器)を中心とした陶磁器専門の美術館だ。戸栗氏はどのような人だったのか、コレクシ...
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川越ゆかりの画人たちの記録・資料を伝える西澤堅さん

川越にはかつて芸術の花が開いた時期があった。市内在住の西澤堅さん(83)は祖父の故西澤良策氏とともに、川越で活動あるいは訪れた画家たちとの交流を重ね、日本画家に関する貴重な資料・記録を残してきた。特に川越出身の小茂田青樹と交遊は深い。西澤...
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人間の深淵を描く 東谷弘子さん

背広姿の中年の男性が難しい表情で机に向かっている―。自由美術協会などに出展している画家、東谷弘子さんの絵は、題材が風変わりだが、観る人に人生の深淵を考えさせるような強烈な迫力がある。東谷さんは、「人間の普遍的なものを描きたい」という。東谷...
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越生陶器市

山里の越生町にはやきものの窯元など工房が多い。2023年11月12日(日)、町内のうめその梅の駅で、「越生陶器・木工市」が開かれた。何人かの作家さんを紹介する。 越生陶器市 陶へんぼく 戸田昌利さん 戸田昌利さん ...
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埼玉県西部地域の文人・画人の作品を収集した石川勝利氏のコレクション展

埼玉県西部各地の高校に勤務し令和3年に死去した石川勝利さんは生前、幕末から昭和にかけて地域で活躍した画家や書家の作品を数多く収集していた。夫人の尚子さんは、郷土史研究者の杉田修一氏(元中学校長、元日高市教育委員会学校教育課長)の協力を得て...
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川越ゆかりの作家たち

歴史の町、川越には美術分野でもゆかりの作家が多くいる。川越市立美術館で「川越ゆかりの作家たち」と題する常設展が実施されている(2023年6月18日まで)。今回取り上げられた6人と、記念室が設けられている相原求一朗について、紹介する。 ...
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空想の動物、虫たちを彫る 石彫作家田中毅さん (伊佐沼工房:川越市)

川越市の伊佐沼のほとり、森の中の伊佐沼工房に近づくと、石を削る音が聞こえる。黙々とノミをふるうのは、石彫作家の田中毅(つよし)さんだ。周辺には、見る人の心を惹き付ける不思議な動物や生きものの石像が並ぶ。田中さんに造形の面白さ、日本を代表す...
おすすめスポット、お店

伊佐沼のほとり 石彫作家の制作の拠点「伊佐沼工房」 協同組合川越バンテアンが建設

川越市の伊佐沼ほとりの伊佐沼公園の森の中にたたずむ「伊佐沼工房」。田中毅氏はじめ4名の石彫を中心とする彫刻家のアトリエである。工房周辺及び展示室には作品が展示されており、誰でも鑑賞できる。隣接する卸売業の団地、協同組合川越バンテアン(小...
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