kaneko

歴史

板橋に競馬場があった 現在の栄町 明治41年に開催も馬券禁止で1年の命

現在は住宅密集地の東京都板橋区。明治時代、東上線大山駅と中板橋駅の間、現在豊島病院が建つあたりを中心とした広大な敷地に競馬場があった。政府の政策変更により競馬が開催されたのはわずか1年だったが、競馬場跡地にはその後大規模な医療施設が立地、...
活動・社会貢献・人

素晴らしい日本人 二宮尊徳をもっと知ってもらいたい 木村壮次さん

昔はどこの小学校にもあった二宮尊徳(金次郎)の銅像は今はほとんど見かけなくなった。多くの教科書からも記述が消え、尊徳はかげがうすくなっている。行田市に住む木村壮次さんは、尊徳は日本人のとるべき理想の生き方を体現しており、今の世でもっと知っ...
長谷川清の地域探見

長谷川清の地域探見(22) 川越の第八十五銀行

今や関東を代表する観光地となった川越市一番街は蔵造りの街並みと有名ですが、東上線川越駅から歩き、一番街に入ると程なく右手に石造り風の洋風建築が建っています。この建物は、さいたま市浦和区に本店を置く埼玉りそな銀行が所有するもので、元々は19...
朝霞

根津嘉一郎が初の7年制私立高校として開設した武蔵学園

根津嘉一郎は朝霞の根津公園を建設する数年前、同じく社会貢献事業として根津育英会を設立、初の私立の七年制高等学校として武蔵高等学校を開設した。武蔵中学・高校・大学は現在に至るまで私立の有力校として評価され、国に接収された根津公園の敷地の一部...
朝霞

「幻の朝霞大仏」 根津嘉一郎 晩年の畢竟の大事業

川越街道(国道254号)を東京方面に向かい、朝霞高校の手前、坂を登り切ったあたり右側にこんもりとした林とその一角に「武蔵大学朝霞プラザ」という大きな建物が見えてくる。なぜここに武蔵大学の施設があるのか。実はここは、戦前、東武鉄道の社長だっ...
歴史

小川町ゆかりの偉人 万葉集4500首を読み解いた仙覚律師 富岡製糸場に工女を率いた青木てる 新田文子図書館長に聞く

小川町は古くから商業、地場産業が栄え、歴史上の重要な功績をあげた多くの人物が生まれあるいは在住している。鎌倉時代、仙覚律師は、万葉仮名(漢字)で書かれ難解だった『万葉集』4500首を読み解いた後、初めての本格的な研究書を小川で完成させた。...
おすすめスポット、お店

新種の桜「長勝院ハタザクラ」は在原業平の物語の舞台に立つ 尾﨑征男さん(志木市)

志木市柏町の柳瀬川沿いの小高い丘の上に立つ、桜の古木「長勝院ハタザクラ」。この桜は、約30年前に発見された世界で1本だけの新種である。桜のある場所は平安時代「伊勢物語」に描かれた歌人、在原業平(ありわらのなりひら)の物語の舞台であり、ハタ...
健康法と治療法、あれこれ

健康キノコ タモギタケを栽培して20年 黄金たもぎ園 粟生田勝吾さん(小川町)

免疫力を上げ認知症にも効くという健康キノコ、タモギタケが、注目されている。小川町の「黄金(こがね)たもぎ園」の粟生田勝吾(あおうだ・しょうご)さんは、退職後タモギタケの人工栽培に乗り出し、20年にわたりこの珍しいキノコを作り続けてきた。粟...
長谷川清の地域探見

長谷川清の地域探見(21)東上沿線自治体の災害時相互支援協定

元旦の夕方に発生した能登半島地震にはビックリさせられました。私は30年以上も前に輪島市にある輪島塗の工房を訪れたことがありましたが、今年は久しぶりに能登半島を巡ってみたいと考えていた矢先でしたので余計です。地震の神様は盆も正月も関係なく...
まちづくり・行政

観光の新しい潮流 発地型から着地型へ 千葉千枝子淑徳大学教授に聞く

 地域を元気にし、日本経済の成長力を高めるため、インバウンドの拡充を含めた観光産業の発展、地域振興が重要になっている。ただ、観光のあり方は、以前とは様変わりしており、新しい対応が必要になっている。観光を専門とする千葉千枝子淑徳大学経営学部...
タイトルとURLをコピーしました