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民話紀行

民話紀行① 「はしか」に霊験あらたか 利仁神社(東松山) 岩瀬翠

はしか大流行平成18年の年末から20年にかけて、埼玉県、東京を中心に首都圏の若者の間にはしかが大流行した。はしかは伝染力が非常に強く、患者のそばにいくと、まだかかっていない人はほとんど感染する。 しかも特効薬がなく、安静や水分補給などの対症...
愚者の独り言

愚者の独り言② 自然のしっぺ返し 花見大介

現生人類のホモ・サピエンスがアフリカ東北部の故郷を離れ、世界へ旅立ったのはざっと20万年ほど前だったと言われている。彼らは大陸を北上してユーラシア大陸の各地へ、あるいは船をつくることを覚えて紅海を渡り、インドや南アジア、オーストラリアへと進...
アート・ものづくり

空想の動物、虫たちを彫る 石彫作家田中毅さん (伊佐沼工房:川越市)

川越市の伊佐沼のほとり、森の中の伊佐沼工房に近づくと、石を削る音が聞こえる。黙々とノミをふるうのは、石彫作家の田中毅(つよし)さんだ。周辺には、見る人の心を惹き付ける不思議な動物や生きものの石像が並ぶ。田中さんに造形の面白さ、日本を代表する...
おすすめスポット、お店

伊佐沼のほとり 石彫作家の制作の拠点「伊佐沼工房」 協同組合川越バンテアンが建設

川越市の伊佐沼ほとりの伊佐沼公園の森の中にたたずむ「伊佐沼工房」。田中毅氏はじめ4名の石彫を中心とする彫刻家のアトリエである。工房周辺及び展示室には作品が展示されており、誰でも鑑賞できる。隣接する卸売業の団地、協同組合川越バンテアン(小谷野...
長谷川清の地域探見

長谷川清の地域探見(13)商人屋敷の里:五個荘金堂町

今回は滋賀県の近江八幡から車で一時間ほどの所にある東近江市の五個荘(ごかしょう)の金堂(こんどう)町をご紹介します。ご案内いただいたのは、地域の振興活動に尽力されている千賀伸一さんです。 五個荘はどこ?五個荘と言われて直ぐに何処にあるのかを...
おすすめスポット、お店

「鏡獅子」など迫真的人物像を制作した、彫刻家平櫛田中、小平に転居し107歳の長寿を全うした

東京都小平市の住宅街、一橋大学小平国際キャンパス近く、玉川上水の流れに面して平櫛田中彫刻美術館が建つ。「鏡獅子」など迫真的な人物像で知られる、近代日本を代表する彫刻家、平櫛田中の邸宅と作品を公開する美術館である。田中は、百歳を超えてまで創作...
活動・社会貢献・人

過重な残業で「燃え尽きる」教師の転職を支援 

今、学校の教師の自殺、過労死、精神疾患が増加している。教師の働き方改革を唱える近未来教育変革研究所の藤井秀一(ひでかず)所長は、多くの教師は「燃え尽き症候群」の状況にあり、背景には押しつけられた過重な仕事量があるとする。藤井所長は「教師の天...
おすすめスポット、お店

吉見百穴 発掘を支援した大澤家 出土品を売店(発掘の家)で展示

吉見百穴の公園内に売店「発掘の家」を出す大澤家は、地主で明治20年の発掘に協力した。出土した遺物も所有し、売店で公開している。百穴の歴史を見続けてきた大澤家の現当主、大澤康さんにお話をうかがった。吉見百穴売店 発掘の家明治20年、坪井正五郎...
愚者の独り言

愚者の独り言① ニックネーム 花見大介

将棋のタイトル戦「王将戦」が幕開けした。王将戦は今年度で72期を数える将棋界での主要タイトルのひとつだが、今年度は将棋ファンにとってこたえられない、待ちに待った組み合わせになった。現王将の藤井聡太王将に羽生善治九段が挑むというのだ。藤井王将...
おすすめスポット、お店

古墳時代の横穴墓群 吉見百穴(吉見町) 戦時に大規模軍需工場建設

埼玉県吉見町の名所、吉見百穴(ひゃくあな)。古墳時代の横穴墓群が丘陵斜面に蜂の巣のように密集している不思議な風景は、初めて見るとアッと驚く。教科書にも載る吉見百穴の発掘の歴史とあらましについて、吉見町埋蔵文化財センターの太田賢一さんにご説明...
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