今日本経済新聞の「私の履歴書」にドトールコーヒーの創業者、鳥羽博通名誉会長の自伝が掲載されているが、非常に面白い。
深谷の出身で、初回は父親とけんかをして、玉淀駅から東上線に乗るところから始まる。まさに「東上沿線物語」である。
鳥羽氏がブラジルにわたり、帰国してドトールを創業したということは知っていたが、今回の伝記を読み、若いうちから壮絶な体験を積み重ねていたことがわかった。
ドトールは低価格のコーヒーチェーンの草分けであり、進んだビジネスモデルとしゃれたセンスに成功の秘訣があるように思うが、そこにいたるまでにはなみなみならぬ苦労の歴史があったわけである。何事も、アイデアだけで一朝一夕にできあがるものではないということをあらためて教えられます。
ぜひ一読をおすすめします。
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