「2年たった東日本大震災のこと・少し掘り下げた話を聞く」という冊子が作成されました。
これは、昨年、坂戸市の坂戸グランドホテルで5回にわたり開かれた「WIN卓話サロン」の内容をまとめたものです。
同サロンを主宰した川越市の圓山壽和さんは、NPO法人・人間環境活性化研究会(ハートの会)という会でも活動されています。同会は、実業界、官界、学会のOBを主にそうそうたる人材の集まりで、今回はそれぞれの得意分野を活かし、主に原発事故問題に焦点を当てて、事態を分析、今後のあるべき道を提言したものです。
私は、原発をめぐる議論は、「まず反対」という立場の方の感情的・強硬な意見を聞くことが多く、敬遠していたのですが、この5名の方のお話は、どれも経験に裏打ちされた深い洞察と、バランスのとれた判断がされているように感じました。
テーマと卓話者=執筆者は以下の通りです。
①復興復旧を通して国の形を考える 尾見博武
②福島原発事故の賠償問題の基本 竹内啓介
③復興支援事業の現場レポート
松本真明
④自然災害と防災基盤施設福手勤
⑤風評被害と専門家の果たす役割 尾島正男、
圓山壽和
冊子ご希望の方は、余部があれば実費500円で購入できるそうです。
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