以前、登山仲間と新潟県津南町の川沿いの宿に泊まった時、食事に不思議な味のお茶が出た。聞くと、茶葉を販売しているとのことで、持ち帰った。それがクロモジだった。
以来ずっと気になっていた。今回、クロモジがインフルエンザウイス抑制作用を持つという記述を見てびっくり。
養命酒製造が「クロモジ研究会」というのを作り、研究を進めていることもわかった。研究会の運営を担当している方にいろいろ教えていただき記事を作成した。養命酒自体が実は成分の半分がクロモジ。研究によって抗がん作用など様々な効果がある。最近の研究ではインフルエンザウイルスの抑制、風邪症状の改善に効果があるという結果が得られているという。
問題の新型コロナについては、現時点では何とも言えないということだが、可能性はあるだろう。養命酒は1600年頃から続いている伝統の薬用種であり、クロモジの有効性を示しているのかもしれない。現在はまだ一般に知られていないが、今後各方面で利用が広がるのではないか。
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