今回、入間市博物館での特別展を機に、狭山茶の歴史を取り上げました。同博物館での狭山茶歴史展示の取材は2009年にもあり、2回目です。併せて、「お茶博士」こと工藤宏さんに「狭山茶ガイド」をお願いしました。
弊紙は以前から狭山茶の取材に力を入れており、その成果は「狭山茶の研究」と題する冊子にまとめています。
私が、狭山茶にこだわるのは以下のような理由です。
第1に、お茶はその味、香りなど、多様性に富み、奥が深い。なかなかこれぞと思うものにはめぐり合わず、探求心をそそります。
第2に、古くからお茶は薬効が注目されています。がんの予防効果に加えて、工藤さんは精神面への効果をあげられました。
第3に、個人的なことですが、業としての狭山茶は入間市の金子台で始まり、今でも最大の産地です。広大なお茶畑は本当に美しい。そしてその金子台は、源平時代の武将金子十郎の本拠地。私を含め富士見市の金子氏もそのつながりである可能性があります。
以上のようなことから、今後も狭山茶について調査を進め、また優れたお茶屋さんを探していきたいと思います。
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