まさに「空を覆う」の表現がぴったりだ。
幹周り15㍍、高さ30㍍、枝張り42㍍、全国巨木ランキング16位、県内第1位だそうだ。
私はかつて九州に住み、楠の巨木は多く見てきたが、それらに勝るとも劣らない迫力だ。それが、そもそも楠をあまり見かけない関東にあるとは。
「樹齢千年以上」とあるが、私には3千年は超しているように感じられる。不思議な霊力を感じ、まぎれもないパワースポットだ。梅林よりはるかに見る価値があるが、訪れる人は少ない。
(越生町上谷の山入集落、越生梅林の先を車で10分ほど登ったところ)
本記事は「東上沿線物語」第31号に掲載したものの再掲です。
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