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気功で地球の背骨 を伸ばす 朝日舞さん

中国式気功をアレンジした独自の気功法「ライブセラピー®」を実践する朝日舞さん。この気功は人体を健康にし、運気を上げる効果がある。特に朝日さんの行う「あさひ舞い」や「創美功」は、それを見るだけで瞬時に背骨と骨盤を整える効果もあるという。朝日さんは「地球の背骨を伸ばす」目標を掲げ、舞う。

一度死にかけたが気功に救われる

-気功との出会いは。

朝日 私は元々グラフィックデザイナーをしていたのですが、結婚し、子どもを産んでから体の具合が悪くなりました。下の子を産み千葉に引っ越してきたときほとんど瀕死の状態になりかけていました。西洋医学も漢方も何も効果がなく、もうだめかと思っている時にたまたまテレビの番組で気功法の取材番組を見ることになりました。それを見て感じるものがあり、テレビ局に電話をしたのが始まりです。全身全霊をかけてワラにもすがる思いで気功に取り組み、その結果たった3ヶ月で困り果てていた症状の多くが消えました。これはすごいと思いました。世の中には今この瞬間にも苦しんでいる人も居て、その方たちの役にたてないだろうかと思い、デザインの仕事を全部やめて気功の道に入りました。

-治療師になったということですか。

朝日 気功体操の指導家ですが、ライブセラピスト®になりました。最初はボランティアとして自宅で気功を教えていましたが、たまたま教育委員会の主催する公民館の講師を頼まれまして、それを皮切りにいろいろな仕事が広がっていきました。

気功は免疫力、生命力を高め、運気が変わる

-気功とは何だと言ったらよろしいですか。

朝日 エネルギーをチャージし、邪気を流し、いのちを元気にする方法です。宇宙に偏在するエネルギーが「気」であり、環境の中にも人体の中にも存在。肉体的なものや精神的な働きであったりのエネルギーも気です。その良い気を高め、濃縮していくことで、生命力が高まる。気功は人体の内外の気を循環させ、健康度を高めるための方法です。

-どのような効果がありますか。

朝日 気功は健康面だけでなく運気を変えます。気功と出会う前、私は死にかけていましたが、西洋医学の薬は効かない状況で、勿論、鍼や漢方薬も効きません。免疫系がガタガタで生命力が枯渇すると何も効きません。気功は薬や道具を使うこともなく。免疫力・生命力を高めてくれて、運気が変わってきます。

中国の気功法を第一人者の先生方から習う

-朝日さんの気功はどなたか手本があったのですか。

朝日 私は中国の気功法を第一人者の先生方から習う機会に恵まれました。上海の著名な超能力気功家、趙偉先生からは外気功を受ける中で、気功法を伝授されました。趙偉先生は私の中国名の名付け親であり、私の気功の根底には先生から体得したものが流れています。現在、朝日式太極気功十八式という気功を主として行っていますが、元々の考案者は上海中医薬科大学付属気功研究所の所長だった林厚省医師です。気功麻酔では世界の第一人者ですが、日本にいらっしゃった時ご縁があり、教えていただきました。非常にわかりやすく簡単で、筋肉をバランス良く使い、効果も大きいため、自分で深く長く練功するにはこれが良いと採用したものでした。

竹を割ったような、スッキリ、さっぱりした日本式気功

-中国の気功と比べ朝日式はどのような点が異なるのですか。

朝日 中国式は気を練り、動かします。朝日式も練りますが、中国の気と日本の気は質が異なります。私は中国北京のお寺などに修行に行きまして、中国の気功は大地の影響を受けていると感じました。気が粘っこい感じです。日本の気は竹を割ったような、スッキリ、さっぱりとした感覚であり、質が全く違うのですが、これは土壌の性質から来ます。中国は大陸で、水も硬水ですぐには飲めません。一方、日本の水は軟水で飲みやすく、体に取り入れやすいのです。昔、インスタントコーヒーを中国に持っていって飲んだとき、味も香りもしませんでした。水と風土の違いが気の違いにつながっていることが、その時解りました。

人体は水で構成されており、水が違えば思考の仕方も当然違ってきます。中国では気を実験する時、お餅がビヨーンと伸びるような感覚ですが、朝日式では光と捉えています。人体からバイオフォトンというエネルギーが出ていることが検証されています。それはうすいグリーンの光だそうですが、体から出ているのは光という考え方もできます。

ライブセラピー®では、さわやかな光のようなものが私自身の気の感覚です。

エクササイズと治療的効果がミックスした「ライブセラピー®(Live Therapy)」

-現在は「ライブセラピー®」という名で気功を行っておられますが、これはどういうものですか。

朝日 日本流の気功です。背骨や骨盤の歪みが正されていきます。従来から朝日式太極気功十八式を指導してきましたが、神道系の考え方とか、茶道の作法や日本的な精神文化である「道」という考え方の中に気の本質を感じましたので、いろいろなものを融合して良いところを編纂しました。その際、私の気功は参加者や見た人が、瞬間的に背骨が伸びるということがありますので、「ライブセラピー®」にしました。セルフケアとしてのエクササイズと治療的効果がミックスされています。

-ライブセラピー®を実践する手順を教えてください。

レッスン1.「楽足エクサ®」

楽足エクサ®では、自己との対話を行います。老化予防や病気やけがの予防とケアにも効果が期待できます。筋トレ・ストレッチが誰でも簡単に出来る内容となっています。

毛細血管を丈夫にし、血流の改善を促します。冷え性の方には特に効果が期待でき、老化の予防とケアを目的としています。

レッスン2.「禅エクササイズ®」

禅エクササイズ®は、自己の内面に気付く方法です。体を動かすことなく筋肉を強化でき、体内毒素を排泄することで症状の改善が期待できます。禅エクササイズ®は立って行う禅の形ですが、「立禅(りつぜん)」とも呼ばれます。誰でも簡単に実践でき、免疫力を強化する方法です。本来は中国の伝統的な気功の基礎となる実践法ですが、日本の風土や日本人の気質に合わせて改編した、手軽で効果の高い実践法です。自然免疫の獲得はコロナ禍における人類の課題ですが、禅エクササイズ®は生命力の増強により免疫バランスを調え、腸力を高めることが期待できるものです。朝日舞を瀕死の状況から救ったのが、この功法でした。

レッスン3.「関節運動」

関節運動は、老化と肥満を改善する方法です。私達の体は関節があることで自由自在に動かすことが出来ます。バランスよく筋肉を鍛え、痩せたり、若々しい体をつくります。病気、事故、老化等により、私達は余儀なく体の自由を失うことがあります。何かの異変が起こった後でも、元に戻すことは出来なくもありませんが、多くの時間や労力、そして費用が掛かるものです。関節運動は少しでも早い時より開始されることがおすすめです。人体には206個の関節があるようですが、老化は末梢より起こりやすいものです。楽しく幸せな人生とは、軽快な心と体が創り出します。楽しい音楽に合わせて皆様も関節運動にチャレンジしましょう!

レッスン4.「朝日式太極気功十八式Ⅰ・Ⅱ」

朝日式太極気功十八式Ⅰ・Ⅱは、それぞれ18の型からなる生命力を高める方法です。病気の治療を目的に、様々な部位に対応できる簡単な運動療法です。林厚省医師の太極気功十八式Ⅰ・Ⅱをベースに、日本古来の文化である茶道の動きを採用し、より美しく、より効果的に組み立てられました。ボディラインが気になる方にもおすすめの功法です。筋肉がバランスよく強化されます。加齢による白内障等の予防や全身の機能の向上にも期待できる功法です。日々のメンテナンスに活用下さい。

練功者や見ている人の背骨や骨盤の歪みを解消するという効果

-創美功とは。

朝日 わずか4分30秒で完成する、背骨が伸びる気功法です。また、運動療法と芸術性が一体化したものです。朝日式太極気功を続けた時に舞台活動ができるようになりまして、舞台芸術活動に高めた気功をライブセラピー®「創美功」と呼び、初級を「明日香」、中級を「天地」という名にしております。これは練功者や見ている人の背骨や骨盤の歪みを解消するという効果を有します。

-背骨が伸びるということですか。

朝日 99.99%の確率で背骨が伸びます。誰でもご覧いただく方は、見るだけで背骨が伸びていきます。治療的効果があるのです。その部分を認めてくださったのが故船井幸雄(船井総合研究所会長)さん。たまたまご縁をいただき私の舞をご覧いただいた時に涙を流してくださいまして。見ていただくだけで背骨の歪みがとれます。船井幸雄さんには感激していただき、いろいろなところにご紹介いただきました。

-にわかには信じがたいことですが。

朝日 普通に考えればそうだと思います。以前、ある会場で30人の方に対してレッスンをしていたとき、ちょっと実験してみましょう、ということで創美功を行い、ビフォー&アフターで、参加者全員の背骨の歪み・肩甲骨の高さをチェックしたところ、全員が真っ直ぐ伸びていることがわかりました。参加者の皆様は、レッスン後の既にチェックする前から肩こりがとれた、腰痛が消えたとおっしゃっていました。背骨や骨盤の歪みが取れるとほとんどの場合、不調が改善されるようです。

特異なエネルギーが通っていく

-見ているだけで背骨が伸びるというのはどういうことなのでしょうか。

朝日 多分私の特異性だと思いますが、私を通して発する特別なエネルギーの影響だと思います。以前テレビで特番を組んでいただき、早稲田大学の大槻義彦教授による気の計測をすることになりました。その時、私のエネルギーは17万ボルトを超える力があることがわかりました。そのパワーは、雷が近づいてきた時と同等のエネルギーだそうです

自分は背骨を伸ばすことができると感じる

-その不思議な力はどこから来るのでしょう。

朝日 大いなる意志の働きだと感じます。30年ほど前のことですが、テレビのディレクターの方が主宰する団体の伊勢神宮への旅行に欠員が出たからと誘いがあり、招待され一緒に参拝しました。帰途東京駅でお茶を飲んでいると何かが降りてきて、それ以来いろいろなことがわかるようになり、自分は背骨を伸ばすことができると感じるようになりました。

-創美功はどのくらいの時間かかるのですか。

朝日 4分30秒です。

ボランティアで世界を回る

-その力を役立てていただきたいです。

朝日 朝日式気功は、100人でも1000人でも同時に、瞬間的に背骨と骨盤の歪みを調整致します。ご縁があった方たちや、世界の皆様の健康に、寄与できれば良いと考え、ボランティアで世界各地を回っています。かつて名古屋の市民会館の大ホールで、船井幸雄氏と琉球大学の比嘉教授との講演会の講師となり、舞を行うことになりました。後日、参加者の女性より手紙が届き、14年間子供が出来なかったのに、舞を見て妊娠でき、女の子を出産したとのことで、お礼の手紙が届きました。

-海外で舞台活動をされている。

朝日 イタリアのフィレンツェでのオペラハウス出演がスタートでしたが、この時より様々なご縁が誕生しています。日本の芸術文化の一つとして活動を続けてきましたが、国際交流という形で世界を回っています。近年ではヨーロッパを中心に、中国や台湾、キューバなどでも学術会議での論文発表と共に、日本の芸術の一つとして「あさひ舞い」による舞台活動を行っています。その目的は、地球の背骨を伸ばすことです。地球には地軸がありますが、バランスが悪くなっており、私は今世の自分の仕事は地球の背骨伸ばしだと思っています。

あさひ舞い(フランス・カーン)

カンボジアに学校を

-カンボジアに学校を建てられたのですか。

朝日 はい、2つ建てることができました。私のテーマは『地球の未来を担う子供達や女性のいのちと健康を守ること』を目的に地道な活動を続けています。世の中の役に立つことをやりたいと考え、1991年にNGOであるG.F.C.(GFC=Green Fantastic Communion)を立ち上げ、2000年にカンボジアに小学校1つと2005年に中学校1つを建設し、寄付しました。教育こそがカンボジアの子供たちの未来を豊かに出来ると信じたからです。その他にも井戸を掘ったり、チェルノブイリの子供達や震災に合われた方々にご寄付をさせていただいたり、日本の特別養護老人ホームで講演や舞を行ったりしています。

津田沼の「アロマテラス」

-津田沼(千葉県習志野市)に教室がありますが、教室では朝日式気功を習えるのですか。

朝日 もちろん、習えます。個人レッスンも可能です。ここの建物は「アロマテラス」という名で、朝日式気功だけではなく各種セラピー、カウンセリング、気のドックを行う他、食事やデザートを召し上がっていただける、トータルヘルスケアのためのリトリート「ヘルスケアカフェ・レヴェンテ」を併設しています。また、健康のために無農薬のオリーブオイルを聖地アッシジより空輸しています。

-気功教室もある。

朝日 アロマテラスは、個人レッスンなど少人数専用のスタジオです。他は四谷エイトスター会場など、朝日の直接指導が受けられます。千葉県内の公共施設では、専属インストラクターによるレッスンも実施しています。

-朝日さんの「あさひ舞い」を見るには。

朝日 新年みちひらきの会、七夕チャリティイベント、サトルエネルギー学会等講演、国際生命科学会(ISLIS)などの学術会議での論文発表と共に、実演では「あさひ舞い」を行っています。神社での舞いの奉納は、様々な場所で行っています。昨年は諏訪大社で奉納舞を行いました。

火療法(ファイアセラピー)「カルマ焼」

-「カルマ焼」とは。

朝日 驚きの施術法ですが、「カルマ」と呼ばれるネガティブなエネルギーをダイレクトに焼き消す方法です。写真撮影により不調の原因である、ネガティブなエネルギーを可視化して見せます。中国最古の医学書「黄帝内経」の秘法といわれるのが火療法(ファイアセラピー)ですが、祈りが加わることにより、「火療法」→「カルマ焼」へと発展することになりました。人体にタオルをかけ、漢方薬を施し、火を点けます。「人間護摩焚き」とも呼びますが、ネガティブなエネルギーを昇華し、免疫バランスを整えます。私は日本人で初めて本場中国から「火療法」を伝授されました。「カルマ焼」として医師やプロの治療家を中心に実施しています。霊的なエネルギーが消えるなど、様々な症状の改善が即時的に期待できるものです。体験者は温泉気分が体感できます。             (取材2021年6月)

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